展示情報

常盤山文庫名品展 2011 北斉の陶磁

期間
平成23年6月2日(木)~7月3日(日)
会場
鎌倉国宝館(鶴岡八幡宮境内)

常盤山文庫のコレクションは、創設者菅原通濟が蒐集した墨蹟や水墨などの書画が中心ですが、近年では中国陶磁の蒐集にも力を注ぎ、文庫内での研究活動も行なっております。本展覧会では、常盤山文庫中国陶磁研究会の最新の研究「北斉の陶磁」をテーマに、北斉から唐にかけての作品を展示いたします。

《主な展示作品》
 三彩蓮弁文四耳壺  北斉時代 
 白釉突起文碗  北斉時代 
 緑釉高足杯  北斉‐隋時代 
 緑釉貼花文壺  隋時代 
 褐釉青白斑文弁口水注  唐時代
書画からは鎌倉にゆかりの深い禅僧の墨蹟および関東水墨画を展示いたします。
 重文 蘭渓道隆墨蹟 看経榜断翰 鎌倉時代 13世紀
 重文 無学祖元墨蹟 重陽上堂偈 鎌倉時代 13世紀
 国宝 清拙正澄墨蹟 遺偈 南北朝時代 暦応二年(1339)
 重文 叭々鳥図 雪村周継筆 室町時代 16世紀
 張果老・呂洞賓・鉄拐図 啓孫筆 室町時代 16世紀
 国宝 清拙正澄墨蹟 遺偈 南北朝時代 重要文化財 叭々鳥図 雪村周継筆 室町時代 16世紀

7月2日(土)、既に予定されておりました午後2時からの国宝館館員による列品解説に、当文庫研究員が加わり、北斉陶磁の解説をいたします。

主な展示情報

  • 白釉突起文碗 北斉時代

  • 緑釉高足杯 北斉~隋時代

  • 緑釉貼花文壺 隋時代

  • 白磁杯 隋~唐時代