コレクション

三彩壷

さん さい こ

  • 鉛釉陶 高19.4㎝ 口径7.0㎝ 底径6.5㎝
  • 北斉時代 6世紀
No.21034

外に丸めて巻き込んだような口作りが特徴的な壷である。器面に細かな粒となって現れる不純物を残しながらも極めて白い土に、口縁からうちに向けて、また肩から裾に向けて明るい緑と褐色の釉が八条の筋をなして交互に流れ、白い生地と相まって軽やかで華やかな印象を与えている。類品が河南省安陽県の北斉武平2年(571)没の賈進の墓から出土している。常盤山文庫には本作のほか、蓮弁文四耳壷と弦文瓶の計三点の北斉の三彩が一括資料としておさまっている。

掲載図書
常盤山文庫中国陶磁研究会会報3『北斉の陶磁』公益財団法人常盤山文庫、2010年(解説 佐藤サアラ)
『常盤山文庫と町田市立博物館が語る 中国陶磁うつくし』町田市立博物館、2016年(解説 佐藤サアラ)