阿弥陀来迎図の一種であるが、通常の観音、勢至菩薩の代わりに二人の比丘を配している。向かって左が善導大師、右が法然上人であろうか。善導の上半身と法然が現世にあって合掌しているのも珍しい。
掲載図書 『飛梅余香』常盤山文庫、1967年(解説 菅原壽雄) 『常盤山文庫名品展』神奈川県立博物館、1983年(解説 衛藤駿)