はく じ そう じ こ
肩に兎の形のようにみえる耳のついた壺で、強く張った肩から裾に向かってすぼまり、高台はなく平底である。内外施釉、外側は白い素地に腰まで白化粧、その上に施釉し一部に釉垂れが見られる。裾から底裏は無釉、緻密な硬い土を見せている。8世紀前半の紀年墓に類品の出土が見られる。