コレクション

白磁高足杯

はく じ こう そく はい

  • 高7.2㎝ 口径6.1㎝ 底径3.8㎝
  • 初唐~盛唐 7世紀末~8世紀初頭
No.21093

環状装飾のある脚を持つ、銀器写しの白磁杯である。全体に修理が多いが。撥状に開く脚で支えた杯部は端反りの口縁に向けて薄く作られている。意図的表現かどうかは不明であるが底裏の作りは特徴的で、脚部内側を削り込むのに、畳付き内側に環状凸帯のようなものが表現されているようにみえる。紀年墓から出土する銀器や白磁の類品から、本作の年代は7世紀末から8世紀初頭、初唐後期から盛唐ころと考えられる。
スウェーデンの実業家、カール・ケンペ(1884~1967)旧蔵品。

掲載図書
常盤山文庫中国陶磁研究会会報7『初期白磁』公益財団法人常盤山文庫、2018年(解説 佐藤サアラ)
『常盤山文庫創立80周年記念名品選 蒐集のまなざし』公益財団法人常盤山文庫、2023年(解説 三笠景子)