コレクション

花鳥図  伝 狩野真笑 筆

 かちょう ず     かのうしんしょう

  • 紙本着色 47.8×29.6㎝
  • 桃山時代 16~17世紀
No.13041,13073

梔子に腹が赤い小鳥および菊に尾の長い鳥を描いた二幅は、早くに当財団の所蔵するところであった。後に遅れて、赤い花に小鳥を描く一図を購入し、かつて三幅が一具であった状態に復することができた。各幅には朱文鼎印が捺されている。
 筆者とされる真笑については不詳なところが多い。

掲載図書
『飛梅余香』常盤山文庫、1967年(解説 菅原壽雄)
『常盤山文庫名品選 墨の彩り』常盤山文庫、2003年(解説 河合正朝)