重要文化財
ききょうしょうしんず
鄂隠恵奯(がくいんえかつ)以下十三僧の賛がみられ、恵奯がこれに「初穐送人帰郷省親」と題している。この図は、五山での修業を終えた僧某が故郷の山陰へ帰るに際し、知友が相寄り、送別のために作ったものである。詩画軸中の送別図の数少ない遺例の一つである。