はとうぐんえんず
「法印探幽行年六十九歳筆」の款記と「筆峰」の朱文瓢印があり、幕府御用絵師として狩野派の再編を行い、江戸時代画壇の中心たる位置を確固なものにした狩野探幽(1602-74)、69歳の製作であることを知る。