べんざいてん ず てっしゅうとくさい
鉄舟徳済(?-1366)は下野の人。入元して古林清茂(くりんせいむ 1262-1329 →墨蹟作品11018)らに学び、帰国後は天龍寺の夢窓疎石の法を継いだ。「禅余画家」として初期水墨画史に名が挙がる。
掲載図書 『常盤山文庫名品選 墨の彩り』常盤山文庫、2003年(解説 河合正朝) 『常盤山文庫×慶応義塾 臥遊―時をかける禅のまなざし』慶應義塾ミュージアム・コモンズ、2003年(解説 松谷芙美)