朱漆輪花盤
しゅうるしりんかばん
- 木胎漆塗 口径 18.6cm 高3.2cm 底径11.5cm
- 南宋時代 13世紀
No.22011
七弁に捻りを加えて花弁状に作った朱漆塗りの盤で、常盤山文庫には同じ形で黒漆塗りのもの(22008)がある。こうした捻りの意匠は、器種を異にするが、南宋時代の墳墓出土の銀器にしばしば見られ、同じころに実用器としての漆にも取り入れられたと思われる。
