展示情報

慶應義塾ミュージアム・コモンズ《常盤山文庫×慶応義塾 臥遊―時空をかける禅のまなざし》

期間
令和5年10月2日~12月1日
会場
慶應義塾ミュージアム・コモンズ

常盤山文庫は慶応義塾大学の博物館、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)に日本絵画の一部を寄託していますが、80周年の本年、慶應義塾所蔵の作品と組み合わせた展覧会《臥遊―時空をかける禅のまなざし》を開催していただく運びとなりました。禅の美術を代表する水墨画は、墨や淡彩を用いながら余白を活かした表現が、時に画賛(詩)とあわせて、時間や空間を超えた景色や世界を生み出します。KeMCoでは、美術館という室内にありながら、描かれた山水の世界に入り込み自在に想像を巡らせ時空を超えていく―「臥遊」の境地を体験し、楽しんでいただく展覧会を企画しています。水墨画や墨蹟は、おそらく多くの方にとってなじみのないものかもしれません。まずは作品を見て、感じて、自由に思いを巡らす。そしてそれからもう一度、今度は説明を見ながら見てみる。そんな経験を通じて禅の美術に親しんでいただけたら幸いです。

* 入場無料 土曜日日曜日休館

主な展示情報

  • 座ってみると、達磨、羅漢、蝦蟇鉄枴の視線が変わります。

  • 達磨

  • 蝦蟇

  • 月に兎図 猿侯図