展示情報

東京国立博物館 東博コレクション展《日本美術の流れ》

期間
2026年2月3日~4月19日
会場
東京国立博物館本館4室

東京国立博物館の東博コレクション展《日本美術の流れ》に当財団所蔵の青磁鳳凰耳花生が展示されます。
南宋時代の龍泉窯で焼かれた青磁は、海を越えて数多く日本にわたりました。その中で日本人が美しいと感じたものは、やがて「砧青磁」と呼ばれるようになり現代に伝わっています。砧と称された青磁が現代日本に残っているのは、そのものを愛でる気持ちがある一代だけで終わるのではなく、人から人へと伝えられ次の世代へと受け継がれてきたからです。こうした残り方を「伝世」といいます。中国のやきものは歴史的に世界中にいきわたりましたが、土に埋まることなく人の手を通して現代にいたるという残り方をしたのは日本だけです。中でも「鳳凰耳花生」と称される花生は世界に例を見ない優品が日本には数多く残っています。そうした日本に残る多くの鳳凰耳ですが、基本形を同じとしながら胴と頸のバランスや鳳凰の形などそれぞれ異なっています。他の鳳凰耳をご覧になった方も、ぜひ当財団の鳳凰耳をご覧になって、他のものとどう違うかな、どれが好きかななどと楽しんでいただければと思います。