東京国立博物館 東洋館 特集《常盤山文庫創立80年記念 常盤山文庫の名宝》
- 期間
- 令和5年8月29日(火)~10月22日(日)
- 会場
- 東京国立博物館東洋館8室
常盤山文庫は初代菅原通濟が作品蒐集を始めてから今年で80年となります。居所である鎌倉常盤山に蒐集された美術品の周りには研究者が集い、学びの場が醸成されていきました。コレクションは初代が築き二代目菅原壽雄が拡充した禅僧の墨跡と中国・日本の絵画を母体とし、三代目菅原春雄の時代にはさらに中国陶磁を中心とする工芸コレクションが築かれました。
本年、作品を寄託している東京国立博物館の多大なご協力のもと、創立80周年記念展を開催する運びとなりました。
80年の歩みの中で築いてきたコレクションをまとめて紹介するのは20年ぶりです。展示替えを行いながら、国宝・重文指定の墨跡や絵画に加え、20年前にはお目にかける機会の少なかった工芸作品も一緒にご覧いただきます。