青磁碗
せいじわん
- 龍泉窯 口径14.9.cm 高5.0cm 底径3.0cm
- 南宋時代 13世紀
No.21008
小さな高台から口縁にむかって大きく直線的に開いた碗で、鹿苑寺伝世の「雨龍」銘の碗をはじめ、日本にはいくつか類品が知られる。本作は尼崎台(22007)を伴っており、白鶴酒造七代目当主嘉納治兵衛が尼崎台と併せて「平茶碗」として用いていたことが『白鶴帖』によって知られる。